2014年5月12日月曜日

筑波山 その1 ~筑波山と自転車と~

実質ブログ初投稿である。
さて、記念すべき第一稿は、筑波山についてにしようと思う。

筑波山は茨城県つくば市に位置する標高877メートルの山で、古くは万葉の時代にも登場する歴史ある山だ。筑波山は火山ではなく、隆起した深成岩が風化せずに地表から突き出ている山である。関東平野にポッカリと突き出ているこの山は、氷河期時代からの生き残りも多く自然環境的にもとても興味深い。

つくばりんりんロードからの筑波山 2013
さて、自分にとってこの山は自宅のアパートの玄関を出れば目の前に浮かび上がる山だ。かつて埼玉県に住んでいても東にポッカリと浮かぶこの山は印象的であった。つくばに越してきて、しばらくはただ見ているだけであったが、昨年からその魅力に惹かれて度々登山するようになった。

そのアクセス手段は、時たまバスや車であることもあるが、たいていは自転車である。
筑波山神社付近にて 2012
筑波大学周辺から筑波山の麓までは、自転車でわずか40分ほどである。そこから登山口へは3パターンの行き方がある。

第一は、通常最も使われるルートで、筑波山口から筑波山神社・つつじヶ丘を目指すルートである。この道は路線バスや乗用車も多く通るので自転車にはあまりオススメではない。

第二に、つくば道を使い筑波山神社に至るルートだ。つくば道は筑波山口から少し東寄りに、江戸時代からある道で、両脇に広がる街並みを眺めながらゆっくりと歩むことができる。つくばフットパスのルート候補にも上がっている道で、車も来ず歴史を感じたいならこの道である。ただし、もともと階段の一直線を舗装したような道で、とてもではないが自転車に乗って移動はできない。麓付近の鳥居近くに市営の駐車場があるので、そちらに止めて徒歩で上ってもいいかもしれない。

どちらも、筑波山神社まで行ってしまうと自転車でも駐輪料金を払わなければならないので注意が必要だ。

そして第三のルートが、不動峠から筑波山スカイライン、風返峠を経てつつじヶ丘に至るルートだ。このルートは自分の最もお気に入りのルートでもある。何よりも楽しいのが、不動峠とつつじヶ丘手前でのヒルクライムだ。この場所は自転車乗りにとって定番のルートになっていて、休日となると多くのクライマーが挑戦する場所となっている(かつてママチャリの後輩に登らせてしまってひどい目に合わせてしまったことがある。ゴメンナサイ)
比較的車が来ない場所であるので、ゆっくり登っても問題ない。時たま開ける眺望も抜群だ。
つつじヶ丘にて 2013

不動峠より 2013

そして、今回(2014/05/10)はこの不動峠ルートで筑波山に登ってきた。詳細は次回にて(明日更新します)




0 件のコメント:

コメントを投稿