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2014年11月27日木曜日

久々の更新

前回から一体どれほど時間が立ってしまったのか…

全く更新していなかったものの、何もなかったわけではない。この間は富士山に二回登ったり、八ヶ岳に三回行ったり、奄美大島に行ったり、イノシシの皮をさばいたり、山へ芝刈りへ行ったりと色々としていた。

今後時間ができればひとつひとつ記事にしていきたいと思う。

2014年8月29日金曜日

つくばのセミ事情

 院試が終わりさあ夏だ、と思ったらこの頃はもう完全に秋な今日このごろ。

 涼しさも相まって、牛久に行くとここ一週間は朝でも昼でも夕方でもヒグラシが鳴いている状態だ。時期的には、もうそろそろまばらになってくるはずなのだが、未だに蝉時雨がすさまじい。

 さて、今回はセミについて、特につくば周辺の自分が見聞きしたセミ事情について書いてみようと思う。当然ながら、なにかしらデータをとっているわけではなく、客観的なデータにはなりえないのであしからず。

 ただ、セミというのはいつから鳴き声が聞こえたか、どのあたりで何が鳴いたかという見聞きのデータが重要なのだと思われる。そんな蓄積に少しでも役立てればと思う。

 まずは、今年の種類別のセミの鳴き始めについて。

  • ニイニイゼミ:6/29
  • ヒグラシ:7/2
  • アブラゼミ:7/20
  • ミンミンゼミ:7/20
  • ツクツクボウシ:7/28(Nさん)⇒8/1(自分)

いずれもつくば周辺のものだ。感覚的に、今年は初聴きが少し早かった気がする。

 一番手に来るのはニイニイゼミで、これは毎年の梅雨が開けた風物詩だ。二番手が、世間一般に夏の終わりの虫と思われているヒグラシ、最後に出てくるのがツクツクボウシだ。実際にはヒグラシの発生は7月上旬で、夏の終わりにはかなり減っていると言われている。朝夕の涼しい時間帯、または夕立の後に鳴く印象が秋と結び付けられたのだろうか。

 上に書いたように、ここ最近の涼しさで昼間でもヒグラシばかりの鳴き声を聴く。ヒグラシは多少暗く湿った針葉樹林を好むので、筑波大学周辺では一ノ矢学生宿舎や天久保3丁目~桜の反町の森公園あたりでよく聴くことができる。また、牛久の牛久自然観察の森は大半がよく手入れされたスギ林なのでかなりの数のヒグラシが生息している。

 もっとも、本来はヒグラシの発生ピークは過ぎているので、最近聴けるものは少ないのではないかと思っていたが、ここ数日の牛久での大合唱を聴く限り考えを改めなければならなそうだ。

 さて、実はここにあげていないセミでもつくばで聴くことができるかもしれないセミがいる。

 ひとつはハルゼミ、エゾゼミの仲間だ。ハルゼミなのかエゾハルゼミなのか定かではないが、筑波山の上の方、あるいは宝篋山でも6月から7月の早い時期にかけてジーーーーという声を聴くことができる。筑波山には珍しいヒメハルゼミもいるようだ。

 もうひとつがクマゼミだ。西日本ではポプラーなセミだが、伊豆より東の東日本は生息域ではない。これは終齢幼虫がある一定の寒さに耐えられないからだと言われている。ゆえに、温暖化の影響で徐々に生息域を北に伸ばしている。

 しかし、つくば周辺ではこのクマゼミの鳴き声を聴けることがある。昨年はつくばセンター付近のケヤキの木で、2日連続クマゼミの鳴き声を聴いた(いずれも朝早く)。今年は今のところ聴いていないが、その時牛久自然観察の森の園長に聴いた所「どうやら土浦あたりにクマゼミを放している人がいるらしい」ということであった。

 そして今年、twitter上でこんな情報がまわってきた。

「 くまぜみマニア氏の返事によれば、クマゼミの移動を始めて4年、毎年400~1000 匹を静岡県清水市、神奈川県三浦市から茨城県土浦市、東京都練馬区へ放しているそうで、 今後も清水市市民及び数々の協力者の協力を得、土浦市、練馬区、江戸川区へ放すそうで ある。」


…裏がとれたので噂は間違いなかったということであろうが、このような人がいるということに驚きである。一般常識として、その地に生息しない生き物を人為的に放すなど論外である。

 人間の身勝手な放流が自然に与えてきた影響は凄まじく大きい。そんな歴史を全く知らないのだろうか。名前から見て、本人はクマゼミが好きなのだろう。だからといって、自然界に勝手に放流して良い道理はない。

そもそもクマゼミは西日本では騒音の問題や、電線への卵産み付けなどかなり害虫のような扱いを受けていると聴いた。世の中にはよくわからないことをする人がいるものである。

2014年5月27日火曜日

「ドブの中の自然」

 授業の一環で

「ドブの中の自然 ー都市の生態系を考える」三島次郎

という本を読んだ。実際に読んだのはその冒頭のみだが、最近自分の中でモヤモヤとしていた自然への考えが非常にスッキリとしたので、概略と感想を書いてみようと思う。

 

~概略~

近年の自然への関心の高まりから、ビオトープを始めとした「自然の創生」が都会の随所で見ることができるようになった。多くはよく管理された、見た目も美しい人工的造成地である。しかし、それは本当に「自然」なのか、著者は都会のドブの生態系を引き合いに出して反論している。都会には都会の、管理しなくても出来上がっている自然があるのである。

 ドブ、と聞くと、そこに自然があると言われても想像できない人のほうが多いだろう。しかし実際にはアカムシやバクテリア、ギシギシのようなドブを生活の場とする生き物が息づき、ドブにあふれる豊富な栄養分を利用している。すなわち、ドブ自体は強力な自浄作用を持っているのである。見た目が悪いから、臭いからといってそのような生き物を取り払ったり、消毒などをすれば自浄作用は失われ、環境はさらに悪化する。このように、一見「自然」のない都会にも、実は自然の営みは隠れているのである。そして多くの人々はそれに気づかないでいる。

 一方、その都会への「自然の創生」は近年積極的に行われている。ビオトープに代表されるそれらの「自然」は、管理されることを前提としている。管理しなければ雑草に溢れ、木々は旺盛し、美観を損なう。ゆえに、手間と予算をかけて維持しなければならない。しかし、それは自然といえるのだろうか。“管理しなければ保てない自然は自然ではない”のである。

 都市緑化において叫ばれている「自然の創生」は、決して自然を創りだしているわけではない。それはあくまで人間にとって都合の良い「美観」を持った人工造成地である。その「美観」は人間による主観的な視点であり、時代や国々によって異なる。決して、緑地を作ることに反対するわけではない。その行為があたかも「自然を創生」し、自然と調和していると考えることの誤りを意識しなければならないのである。

 “都会には都会の生態系がある。”その生態系は人間の関係しないところで勝手に進んでいるものだ。それはドブや雑草、枯れ葉のように見た目は悪いものかもしれないが、それらも含めて自然の営みである。庭園や公園などの緑地は捉え方を変えれば人間にとって都合の良い生物のみを選び、他を排除した場所である。それが真の自然ではないということは明らかだ。我々はそれを意識した上で、自然の営みと日々の生活を調和させ、都会の生態系と共存しなければならない。


 以上が、この「ドブの中の自然」をまとめたものだ。文章自体は自分の提出したレポートをそのまま使ってしまった(それっていいのだろうか?)

 それを踏まえて、自分が最近里山について調べてみて、この考えから思うことがこうだ。

~感想~


 思うに、現代日本ではその身近な自然を受けいれず、管理された「自然」を自然だと思い込んでしまうことによる弊害が多いのではないだろうか。近年よくニュースに上がる、「川にコイを放流した」「展望台からの見晴らしを良くするために木を切ってツツジを植えた」などの事例は元々の自然を破壊しているのにもかかわらず、それを担う人々、主に定年退職後の方々が多いのだが、あくまで「昔の自然の風景を取り戻している」と考えているところが多い。

例:季節の花々咲く 忍性記念・極楽寺公園
宝篋山に出来た溜池。なぜか錦鯉が放される。この場所は去年までホタルが飛び交うところで、堰き止められた沢の脇にはオオムラサキの幼虫がいたエノキが生えていた。



一見して「美観」の良いものだから、という理由で自然に対して手を加えてしまうのは誤りだ。それはあくまで人工的な、主観の入ったものだと意識し、本来の自然と分けて共存させるべきではないだろうか。

 人々の利用という点で人口緑地は決して間違っているわけではないだろう。人口緑地を作る一方で、一区画には元々の自然を残した「放っておく」場所も作るべきである。人工緑地を気持ちよく利用する一方で、一画に残る自然の営みを理解できるようになること大切だ。


・・・と、たかだか22歳の大学生が言ってみる。

 しかし、現実の所上記に上がったようなコイが実は外来種で、自然に大きなインパクトを与えるということはあまり知られていない。

 人と自然が接する場所、里山や都市の緑地のような環境では必ず人為が生じる。それに対してどう向き合っていくのか、拒絶ではなく共生していくことが求められる。しかし、その考えは一部の生物好きに留められているだけだ。

 果たしてどうすれば一般の理解が得ることができるのだろうか...永遠の課題のように感じてしまう。

2014年5月19日月曜日

一週間の出来事

前回の更新からなんだかんだで一週間が経ってしまった。
移動中などに、あんなことを書いてみようなどと思い立つものであるが、なかなかそれを書き起こす機会というのもないものであった。

決して、忙しいすぎて目も当てられないというわけではなかったはずなのだが…

とりあえず、先週の出来事をまとめてみた。

~月曜日~

宝篋山にてフィールドワーク。地元の人への聞き取りから、宝篋山が1965年前後までは山頂まで続くよく手入れされたアカマツ林だと知る。
これは、後に詳しく記事にしていきたい。

~火曜日~

ゼミの報告会。前日の宝篋山のことについて発表するが、客観的事実をもっと根拠として示すよう意見をいただく。

~水曜日~

生活習慣を改めようと思い、5時に起きる。一日を非常に有意義に使えた気がしていたが、実質掃除と資料整理しかできていなかった?

~木曜日~

前日と同じく早起き。ただし、一限があったためということもある。市役所に行き、以前宝篋山について伺った観光物産課の方に名刺を渡しに行く。ただし、その方は不在であった。帰りに宝篋山にも行こうかと思ったが、日が暮れてきたため断念。
 近所のカワチの近くの草原にて、いつもキジの番を見ていたため撮影に出かけてみる。しかし、カメラの電池切れのため携帯でしか取れなかった。
Googleフォトだと、こんな感じで連続写真をGIFアニメ?にしてくれたりする。


~金曜日~

授業に出て、バイトに行ってそれでおしまい...

~土曜日~

東大五月祭に行く。知り合いが生き物のインカレサークル「ゆるふわ」に出店するとのことで、それについて行かせてもらった。
 ゆるふわは、その名と裏腹にやどけんを進化させたかのようなその道の人々の集まりで非常に勉強になった。
 
この出展者が発見した新種の川エビらしい。日淡らしからぬ模様は非常に飼育欲を誘われる。
ウミウシの水槽。これほどの種類のウミウシを見るのは初めてであった。


 ついでに五月祭の他の出店を見て回るが、相変わらずレゴ部は圧巻である。


 院試の説明会に来ていた同期と偶然あったり、高校の同級生と会ったりも出来た。久々の東京だったが結構楽しかった。

~日曜日~

 毎週恒例の牛久自然観察の森。いつも行き帰りに何かしらの動物を見かけるのだが、今週はキジが佇んでいるのを見れたくらいだった。
 施設内では休憩中のコガタスズメバチ、巡回中らしいオオスズメバチ、ホソミオツネントンボなどを見れた。また、ネイチャーセンター内で飼育しているタガメが半年目にして初めて甲羅干し?をしていた。
 やはり暑くなると活性が増すのだろうか。ヤゴも元気にアカムシを食べていた。


 こうして振り返ると一週間はあっという間だが、いつ何をしていたかというのは意外と覚えていない。ブログを日記代わりに書けるよう更新していきたいものだ。